A cloud

結局私には他人様の評価を受ける勇気がないのだと分かった。

過大評価者は幸福。
幅の狭い自分しか見えない鏡の前でポーズを取って一日が終わるから。
過小評価者は自分で穴を掘り、小さくなる穴から漏れる光を眺めるだけ。
不幸かどうかは知らない。
自分を不幸だと思い込めば陶酔が起こる。
鈍痛は逆転する。



広島県に行ってきました。
岡山県にも行ってきました。
谷山浩子さんの『歪んだ王国』購入。
こんな素晴らしい作品の前を素通りしていた自分が情けない！
後輩に貸したら気に入ってもらえてよかった。



自分の性格の悪さに気付いた日は、他人の言う悪口に安心している。
僕だけじゃない。
そう思ってるのは僕だけじゃないんだ。
本質は無視している。
本能的に適わないことを知っているからだろう。


久々に日記ですらない日記。
こーゆーのの方が好きなときもある。

金星がすごく奇麗です。

夜の景色を眺めると、生活感が無くて好きです。
眼鏡を外して外を見ると、マンションの通路にある蛍光灯や街灯の光が小さな花火に見えます。とりわけ奇麗なオレンジは街灯、緑は近くのビルの非常口のマークらしいです。
オレンジの街灯は古いトンネルを想起させて不気味だし、非常口も普段見慣れていて味気ないですが、幾つも光の粒が集まっているように見えて全然別物です。

夜通し上がったままの花火は、朝日に飲まれて消えてしまいます。
昼間や雨が降ると見えないところまで花火そっくりです。

ブログでも何でも、毎日続けられる人はすごいよ。

愛しているという事実さえあれば大丈夫だ

最高の失敗作にしようじゃないか！

【シャボン玉】

シャボン玉の中へは

庭は入れません

まわりをくるくる廻っています


ジャン＝コクトー　／　堀口大学　訳



小学生のときの国語の教科書に掲載されていた詩。
この詩の解釈を考える授業。
最近、それをふと思い出しました。
学生時代の中では、谷川俊太郎氏の『三つのイメージ』と同じくらいに心に残っている詩なんだと思います。


ひとの心の中へは
ひとは入れません
まわりをくるくる廻っています