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2024/05/03 12:19 |
5だ!

天気は西から下り坂、と言いますよね。
ということは、西から徐々に回復するであろうと。

もはや恒例、谷山浩子さんのソロライブツアーを観に、香川に行ってきました。
天候はあいにくの雨。ただ、高知から出発するときにはほとんど小降りになっていたので、荷物になる傘を自転車にひっかけて、カバン一つで香川に向かいました。
そしてこの判断は失敗でした。香川に着いた昼以降、雨は強弱を繰り返して延々降り続け、市内を下見する間も、その道中で道を間違えて何故か会場と真逆の香川大学のほうに歩いている間も、ラウンドワン高松で遊んでいる間も、時間潰しに近くの商店街のコスプレフェアの間を縫って歩く間も、更に商店街でも曲がる道を間違えて知らない所へ着いてしまう間も、最後にコンサート終えてまたJR高松駅へ戻る間も(この時が一番雨が強かった)、ず~~~~っと羽織ってる服のフードで雨を凌ぎました。妙な意地で傘を買うタイミングを逃し、アーケードに屋根があるのをいいことに常時身体一つでウロウロ。今風邪引いてないのが信じられんくらいです。

あと、お土産を探していたのですが、案の定香川はうどんだらけ。職場で皆がつまめるお菓子が欲しいのになかなか種類が少ない。和三盆を使ったお菓子に着地しましたが、もっと種類あってもいいと思います!

さておき。
やってまいりました、「谷山浩子ソロライブツアーin高松SUMSU cafe」。
もう\ギュッ/ですね\ギュッ/。これまで足を運んだ会場では一番小さく、同時にもし道に迷わず最前列を取れていたら触れるんじゃねーかって近さ。3年ぶりの自由席システムで戸惑いつつ、トイレの直ぐ近くを確保。人の頭がうまいこと被さらず、ピアノを弾く手と谷山さんの表情がバッチリ見える席でした。再販されているCDの中から「水の中のライオン」を購入し、サインをゲット。もうこれ過去のモノからどんどん失くしてる気がしてなりません(
5回目だからか、微塵も緊張なし。「あ、出てきた」って感じで谷山さん登場。最初ステージ暗いからスタッフかと思って拍手出遅れました(
「実は2日前から鼻風邪を引いてまして、徐々に悪化しつつあります」って感じの「!?」トークを交えつつ、今まで味わったことのない距離感、谷山さんが近いんだか遠いんだかよく解らない感覚の中でコンサートが進んで行きました。
前半は会場「すむすかふぇ」にちなんで、その頭文字順の曲。

1.すずかけ通り三丁目
2.向こう側の王国
3.素晴らしき紅マグロの世界
4.河のほとりに
5.笛吹き

※1と3の後にトーク
「笛吹き」の力技に会場爆笑でした。「フェンランド」がくると思ったんだけどな~(
続いてリクエストコーナー。今会場は勝ち残りです。私は早々に敗れました。

6.雨になりたい
7.遠い夏~津軽に寄せて~
8.ねむの花咲けばジャックはせつない
9.街

8~9は続けての演奏。すごく自然に繋がっていて(うわーさすがプロだー)と思った次第であります。リクエストコーナーで毎度思うのは、ホント人によって好きな曲って違うんだなー、と。「なんでこの曲リクエストされないの!!」って毎年思うんですが、聞いてみるとどれもステキなんですよね。今年は特に、独り善がらずにフラットな心で楽しめた一方、エゴが無くなると感情の移入がしにくく、浅くなってしまうのかなーと思いつつ。
休憩時間中の演奏は懐かしのアニメソング。アトムとヤマトと、あと何個かしか分かりませんでした。若いって大変ですね。

後半はNEWアルバム、ドラマ「相棒」トーク、「今日は何の日コーナー」3曲、そして小惑星探査機「はやぶさ」を絡めて今年のライブツアーでは必ずどの会場でも歌うと決めている曲(だから岩国でのライブでリクエストしないように!)で終わりました。

10.窓
11.夢みる力
12.NANUK
13.放課後 (10/30は「初恋の日」)
14.卵 (たまごかけごはんの日)
15.人生は一本の長い煙草のようなもの (香りの日)
16.僕は帰る きっと帰る

※10,12,15の後にトーク
なんかもう、「僕は帰る~」は聞けば聞くほど迫ってくるものがありますね。切なくて仕方ない。
今回のライブでは、演奏に力籠ってるなーと思いました。ピアノを打つ指が見えていたのも一因ですが、強弱の付け方が印象に残りました。アツい。アツいです。

アンコールは2回。万全の体調じゃないのに2回呼び出して何かすいませんでした(

EC1.銀河通信
EC2.まもるくん

最後www

今回のツアーは、交通費の面で最も安く付きました(高知でのものは除く)。日帰りもなんとか出来たし。高知入りは日付が変わってからでしたが、雨は止んでいました。
緊張感が普段よりも抜けていた点と、自分の感性の問題でピリッとしないところもありましたが、やっぱり生はいいなぁ・・・。
次の会場は京都か神戸か東京か。はたまた今年最後の大阪に出向くのか(
コンサートを隠れ蓑にした旅ってのも、結構楽しいもんです。また谷山さんに会いに行きます!



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2011/10/31 10:42 | Comments(0) | TrackBack() | 音楽雑談
またもん!
もはや恒例となりつつあります、谷山浩子さんのソロライブに今年も行ってきました。年末のクソ忙しい時期に無理矢理休み取って。おみやげ買ったから許してもらうか(
さて会場は大阪、フェニックスホール。去年予想していた通り、また会場が居住地から離れやがりました。もたもたしてたらチケットが取れなかったんだから仕方ない(・ω・)しかも遅かったのが祟って見切れ席。まぁ私は歌が聞ければそれでいいのですが(

宿泊代が勿体無い&高そう(土曜日でクリスマスだし)なので日帰り高速バスで向かいました。この高速バス移動、大好きなんです。音楽とか聞かないのでずーっと考え事してたらいつの間にか目的地に着いてる感じ。洗い直しが出来るところ。あとトンネルの多さ!高知道のトンネル数はおかしいと思います。
3ヶ月ぶりの大阪市内は超寒い!晴間は出ているものの時折雪がちらついてるし、街頭の温度表示は3℃。全国的に寒かったとはいえ、余所の地でこれは勘弁していただきたい。
そしてもっと参ったわ人、人、人!今までの大阪移動は大体平日が多かったのに対し、この日は週末&年末&クリスマスとあって行く場所行く場所人が溜まる!会場が梅田から徒歩10分ぐらいだったので今回は電車移動を介さずに全て徒歩で移動しましたが、多分この判断は正解だったような。
大丸のポケモンセンターオーサカ、阪急百貨店地下、あとは最寄商店街をうろついて時間をつぶし、いよいよ本日のメインイベントの時間です。

谷山浩子コンサートツアー in 大阪・フェニックスホール。

入り口でのグッズ販売、毎年私は「漂流楽団」を探しているのですが、まぁ普通に考えたら置いてないか( 絶版したものの復刻した『悲しみの時計少女』を購入しました(CD買わないとサインって戴けないのかしら(・ω・)
座席は「見切れ」とか言いながらバッチリピアノとそれを弾く谷山さんの顔が見える位置。こんだけ見えて他の人より500円安いチケット(笑)こういう運はどうやら持ってるみたいです。
毎年会場に入って待っている間って心拍数が上がるのですが、さすがに4回目ともなるとそうでもないのか。相変わらず「ライブ中携帯電話の電源は~」的なアナウンスは無し。客層的にそんな事言わずとも解ってる大人だらけだからか?w
そうこうしているうちに谷山さん登場。・・・痩せました?(

前半の曲目リストです。

1.銀河通信
2.もみの木
3.世界一不幸なトナカイ
4.放課後
5.神様
=以下「ラグジュアリアス・リクエスト」コーナー=
6.草の上
7.SHADOWLEES
8.岸を離れる日
9.デザートムーン

ツイッター上で「ハッピーでスゥイートでうんたらかんたらなクリスマスナイトをお届けします!」と事前予告があったのですが、その中の「ラグジュアリアス」をいたく気に入っているようでした。まぁライブ後半には忘れていたのかそんな話題ひとつも上がりませんでしたが(
毎年この時期にコンサートに行くためか、クリスマス絡みの曲という事で「世界一不幸なトナカイ」をよく耳にする気がします(3回目?)身体の上の方から順番に鳥肌が立っていく感じ。歌で起こる鳥肌ってデトックス作用があるんじゃなかろうか。アルバム「カイの迷宮」は好きな作品が多いし、毎年一杯聞けるので嬉しい限りです。
あと、「もみの木」のモデルは庭の「ヒノキ」だそうです。
リクエストじゃんけん、今年は大阪では珍しい負け残りでした。普段は一回目で玉砕するのですが、今年は3回戦までコマを進めることができました・・・!やっぱり無欲の勝利ですね(結果勝ててないけど) 3・5・7が特に好きでした。「SHADOWLEES」良かった!

休憩挟んで後半。案の定お客さんが席に戻るまで谷山さんのピアノ演奏で過ごしました。コレおいしいよなぁ・・・w
後半は以下の通り。

10.カントリー・ガール
11.クリスマスツリー
12.悪魔の絵本の歌
13.楽園のリンゴ売り
14.洗濯かご
15.王国
16.仇
17.花時計

なんといっても注目は、この日最大の拍手を浴びた「クリスマスツリー」!「私クリスマスソングありました!」といって披露されたこれは小4(何年前とかいう話題は多分禁句)の頃に作られたというコンサート初出し曲!

・・・暗い!!!!w

いかに谷山さんが素敵な幼少時代を過ごしてきたかがうかがえる一曲でした。たぶん世間一般の多くの小4生はクリスマスに楽しいイメージしか浮かばない筈だ(
やっぱり「悪魔の絵本の歌」はテンション上がりますね!それはもうるきるきと聞いてました。
14~16は「サンドイッチ」。「王国」の男を前後2曲の女で挟むそうですが。

初めて聞いた感想:全部パンじゃねーか

・・・コレ自分で書いてても意味よく分からないんですけど。多分具材にあたる「王国」が他の曲と同列すぎるとか言いたかったんでしょうね。国産小麦か輸入モノか、あとは乾パンか湿ったパンか(どんどん意味解んなくなってきた)
ナマ「王国」は初めてでした。やっぱり壮大な曲(6分超)はいいですね!身体がずーっとぞわついてました。

そしてアンコール。
初めての会場だから知らなかったけど、後ろの壁昇降式かよ!

E1.ガラスの巨人
E2.のら猫

この背景なら「電波塔の少年」でもよかったですよ谷山さん!!(笑)でも「ガラスの巨人」もステキだなぁ。やっぱりベクトルが下向きの曲に惹かれるし、これは多分一生涯変わらないんだろうなぁ。ダブルアンコールの「のら猫」は斉藤由貴さんへの提供曲だそう。いい気分で締めていただきました!


毎年コンサートに足を運ぶことで、緊張しなくなった替わりに新発見も少なくなったように思います。最初の頃は知らない曲ばかりで、「何コレ最高!」と思ったアルバムを手に入れて聞く、という広がり方があったのですが、大分既知曲が増え、目新しさを求めにくくなったことがひとつ。あとは、やっぱり感受性が死んできてるのかなぁ(
まぁ是非来年も行くんですけどね!一体次はどの会場になるのだろう( 神戸とかいいなぁ(・ω・)

んで、マジアカ遠征して(そんだけで勲章もらえるなんて知らなかった)高速バスで考え事しまくって朝5時半に降ろされて部屋で一眠りして今に至ります。

今思えば、あんまり遠出した気にならないのは、このコンサートが毎年の「日常」になってきたからなのかもしれない。何とも贅沢で嬉しい話です(・ω・)



2010/12/26 14:14 | Comments(0) | TrackBack() | 音楽雑談
がんばった!
注意☆長文だよ!


6連勤を細々とこなし、ついにこの日がやってきました。

谷山浩子ソロコンサートツアーin岡山!

高知でも今年はありましたが、社会人の洗礼のため行けず、じゃあ無理してやろうというやんちゃ心でチケットを取ったのが1月前。ついでに(というと失礼だけど)岡山で就職したコのところに会いに行こう、と、多少の尾ひれを付けつつ楽しみにしていたわけですが。
相方、仕事(1日中)の為中止。
文字通り朝から晩までの仕事のため会う事すら無理って!職場まで押しかける根気は特に無く、じゃあ何で穴埋めしようか…との思案の結果、選ばれたのは大阪でした(笑)


さて、予定通り二度寝に失敗し、あまり余裕が無い中での出発。天候はおそらくまずまずかと。
最初の目的地は大阪・ポケモンセンターです。期間限定らしき「イーブイコレクション」第2回開催中。一度目は偶然卒業旅行で遭遇し、萌え殺されかけたので、せっかくの機会、再度死のうじゃないかというワケで選びました。
交通手段も、「阪神往復フリーきっぷ」を選択(高知~岡山~新大阪間15300円)。よくわからんが多分お得だろう、という安易なチョイスで決めました。新幹線は実に12年振り。日曜とはいえ半端な時間だと席はいっぱい空いているようで、わりと滞りなく新大阪入り。乗換えを挿み、梅田に下り立ったのですが。
まぁ人の多いこと。ここら辺が日本第二の都市の本気でしょうか。
前述の旅行以来だから、9ヶ月振りの中心街。更に持ってるポケセンまでの地図はシャーペンでの手描き。あとは大体記憶と雰囲気。そんな中割と迷わずに駅内を歩いてる元漁村民の俺かっこいい、という微妙な陶酔を覚えました(でも傍から見たら目が泳いでたと思う)。
前回の旅行でガッツリ道に迷っていたため、近所のファミマをチェックし、どれが環状線か、どこが一通かなどを事前にシミュレート。いざ下り立つと、実にあっさりとポケモンセンターオーサカ到着。・・・確かに地図には徒歩7分って書いてるし・・・。
(この7分というのは、子どもの歩くペースで、という意味でしょう。←もう本来の客層から離れたおっさんの感想)
まだ朝11時だというのに店内は人・人・人。家族連れはもちろん地味に多いおおきいおともだち(20過ぎ)がひしめき合っていました。その輪の中に分け入ると、いるよ、いるよブイズ!!(注:イーブイズの略。たぶん。)入店と同時に一人でニヤついてたのが私で、必死で真顔を取り繕うとしてたのも私です。 ツイッターで既に行かれた方の写真なんぞを見ていて歯噛みしてましたが、それと同じ姿の違うコ達が並んでいるよ!!!前回の旅では殆どぬいぐるみが残っていなかったので、今回は最優先。最前列の少し後ろで慎ましく並んでいる初期進化系(シャワーズ、サンダース、ブースター)をげっとだぜ、です。あとはブイズのクリアファイルや文具を中心にぼんぼんカゴに入れていきました。…やっぱNo.151以降のポケモンには愛着を持ちにくいのは変わってなかったので、今回もそれに則りました。
レジも長蛇の列。5台稼動させているのに並ぶ並ぶ。時間に余裕があったのでホゲ~っと並んでいると、「5000円以上お買い上げで限定トートバッグプレゼント!」の文字。あーそうなんだ、と思っているうちに自分の番。

「4510円です」

微妙すぐる!!!!
何か別の商品をダッシュで取りに行くなんて、後ろに待たせている20人超の関西人相手にできる筈無いし、一旦会計をやめてまた並ぶ、なんてのもよく考えたら嫌だし、あとちょっとで限定品が…!
と、ぼぞぼぞ考えていると、
「当日のレシートでしたら合算してバッグをお渡しできますよ~」
店員さんのナイスフォロー!「それでしたら…」とお言葉に甘えて一旦出直す選択肢を取りました。(余談だけどポケセンの店員さんレベル高いですね。まだまだプロになりきれてない私も見習いたいです…orz)

そして退店。次はまんだらけにしてみよう、と思い立ち、記憶を辿って街中をうろうろ。思いの外あっさりと見つけたものの、開店時間まで少しあったので、近所のゲーセンでマジアカをする事に(ここでもかよ。)
無事賢者三段になったところでまんだらけ梅田へ。掘り出し物を探していたらマジアカの同人誌を発見(男性向け)。いつも一緒にゲーセン行ってる後輩に一冊買って帰ろうかと思いましたが、あのキャラのあーんな絵やこーんなポーズ見てたら何かイライラしてきたので全部本棚に戻しました。でけーんだよにゅーりんがよー!!!!(←駄乳派)(何書いてるんだ) 他のケモノ本を探してみるものの、これも無し。改めてアウェイを感じつつ、何も買わずに退店しました。
折角の大阪なので通りがかりのお好み焼屋さんで昼ご飯にし、いよいよ第2イベントにして最大の目的、谷山浩子コンサートへ。
…向かう新幹線の中でトートバッグの件を思い出しました。もーいーよどーでも。どうせ失くすもん(笑)

不幸とは続くもの。
「阪神往復フリーきっぷ」、途中の岡山駅から出ようとしたら回収されちゃった。
やたら駅員さんに指定席指定席言われると思ったら、駅から出て余計なことせずに、スムーズに大阪~高知間を移動させる為だったのね。そもそも中間地点を目的地にするな、と。 少し交渉してみましたが、どうせ結果はダメなくせにはっきり「NO」と言えない私タイプの駅員さんだったので、諦めて岡山~高知の切符を買い直しました。追加出費:5300円くらい。ボーナス出るとはいえ、萎えました…。

2時間以上余裕があったので、別途切符を買って隣の駅(近くにブックオフがある)に行き、目当ての物が何一つ無く戻って来たり(今考えたら天満屋とか行けばよかった…)、おみやげ買ったりして、遂にメインイベント。岡山さん太ホールは派手すぎないイルミネーションが大人なオシャレでした。
マナー云々の指導を受け、入り口でアルバム「心のすみか」を購入。何か買えば谷山さんのサインが戴けるのはどこでも一緒なのでしょうか?十二分に嬉しいですが。そして入場。

…最前列でした。

めっさびっくりした。しかもステージ中央、ピアノの真ん前、ピアノ弾いてる谷山さんの顔まで拝める!チケットを買ったのがほぼ1月前だったので、そこそこ後ろの席を覚悟してたのですが、何コレ県外枠?
周囲はやはり手練だらけ。後ろの方が東京でのコンサートの話や「大体ステージに現れるのは開演時刻の5分後だから」という豆知識を小耳に挟みつつ、いよいよ時間になりました。(ホントに5分遅れて出てきた)

谷山浩子ソロコンサートin岡山さん太ホール。

…思えば毎年違う会場だな俺。

ほぼ1年振りに谷山さんを生で見ました。何か知らんが若くなってた気がしました← あと、動きがかわいらしい…あまり意味の感じられないトーク時のステージ徘徊、マイクのコード弄り、そして弾き間違い歌い間違い(←コレがいいんです!「リアル!」って感じで) うわ~1m目の前に本人だよ…。
やっぱりとてもビブラートの伸び方が気持ちいい。うらやましいです。曲目リストは最後に改めて載せますが、今回は初めて耳にする曲が多かったです。…まだ3回目だから当然か。

第1部は岡山繋がり、ということで、竹久夢二氏、横溝正史氏にそれぞれちなんだ曲、ということだったのですが。
濃い。
正直な感想です。アクが強いっす、出だしにしては!(笑) 「七角錐の少女」は是非CDでも聞きたいです。とても好きな世界観の曲。
恒例であるジャンケン&リクエストコーナー。岡山は勝ち残りですが、常に初戦敗退の私にはルールが何であろうが関係無いのでした。暫定勝者5人中2つも後に歌う予定の曲とかぶる、という珍事もありながら。でもリクエストの曲目のおかげで調和が取れたように思います。幅広い人に愛される曲もやっぱりいいですね。

2部。「桃太郎にちなんで」シリーズがこれまたいい。豊崎愛生さん(『けいおん!』の平沢唯役の声優さん)に提供した、という「何かが空を飛んでくる」(サル)、強引に「恋するニワトリ」(キジ)、鳴き声の登場する「僕は帰る きっと帰る」(イヌ)、いずれも良かったです。ですが!

最後は、3年違う会場に通い続けながら、唯一3回ともで披露されることになってくれた曲、谷山さんご本人も「大好きな」と仰っていた曲、「電波塔の少年」。
去年は前奏の段階で泣き出したのですが(笑)、今回タイトルコールで既に泣いてました。…去年は「不幸な少年」と喩えられ、今年は「とても切ない歌」と紹介を受けた曲です。惜しむらくは私のコンディション。涙の所為で顔の脂が眼に流入し、ちょっと曲に浸るどころじゃなかったw
本当にライブで映える曲だと思います。毎年ライブに行こうと思うようになる切っ掛けだった曲でもあるので、また出逢いたいです、是非。

アンコールは2度。大トリの「海の時間」のおかげで穏やかな気持ちで帰路に着けました。
終わってみればとてもバランスの良い楽曲群だったように思います。取り敢えずアルバム「漂流楽団」は今すぐ欲しいです。

んで終電に乗り、日付変わってから電車を降りて、2時間かけてこの日記を書き終えたわけですが。
…明日仕事だし、いらん出費もあったし…。それでもものすごい充実感のあったツアーとなりました。目的地としての大阪は根気次第で余裕、という発見もあり、何よりも大好きな音楽にどっぷりと浸かる時間あり。非日常って輝かしいです。


というわけで今日も頑張ります!
ご一読感謝です!


曲目リストは閉じてます。


2009/12/14 02:12 | Comments(0) | TrackBack() | 音楽雑談
ついやっちゃうんだ。
基本的に人を励ますのは嫌いです。…正確には苦手。うん、苦手。
不用意に近付いて逆撫でするくらいなら黙る方が。

昨日大量に本を処分したのに、本日古本屋巡りをしてまた漫画が増えました。何してんだか。


久々にします、好きな音楽大会。
いくらカッコよくてもあまり洋楽を聞かないのは、自分が歌詞に重点を置いているからのようです。
自分の好きな詩の筈なのに解説が簡素なものもあります。そーゆー場合は部分的にしか好きじゃないか、兎角聞いて頂かないと分からないモノだと考えてるかのどっちかです。

あと、途中からは音楽関係ナシの「好きな言葉」大会になってます。友達やらアニメやら色々。
大事に仕舞っておきたい言葉だけは割愛。

続きは閉じてます。超長いです。


2009/03/19 15:39 | Comments(0) | TrackBack() | 音楽雑談
松山ライブレポ+α
3000字しか書けていない卒論を放置し、谷山浩子さんの松山でのライブに強行してきました。
今年は高知での開催が無くてどうしようか迷ったものの、社会人になったらそうそう行けないだろうと思い実行。就活でいっぱい乗ったのでいい加減嫌いになった高速バスに乗って出陣。天気予報を見ずに出たため、雨に降られてげんなりする。

松山入りして少し時間があったので、愛媛県美術館の「男鹿和雄展」に行きました。この方はジブリで主に背景を描かれている方で、特に森の絵が印象強いかと思います。

遠くから眺めるとスナップ写真のようなのに、近付けばそれはやはり絵であり、その色彩の細かさに驚く。本当に「そこにある風景」ってのは主人公の邪魔をせず、でも手を抜かずに存在している、という感じがしました。

透明な水や木々の作る陰の描写も印象深かったのですが、一番惹かれたのは鉛筆だけしか入っていない森の下書きでした。中学生のときの写生大会でアスファルトを紫で塗ったぐらい着色センスの無い人間なので、黒い芯だけで彩られた樹の質感や鋭さの描写は深く染み入るような感じがしました。「鉛筆だけでこんな絵が描けるんだ~!」みたいな。レベルは雲泥の差ですけど。

絵葉書とか、おみやげを購入し、小雨の街中を移動。いよいよメインイベントです。

『谷山浩子ソロライブツアー2008』in松山Monk。

少し入り組んだところにあり、地図を見ていたときも不安でしたが、案の定軽く迷って会場入りは17時過ぎ。殆どのお客さんは席に着いてました。おかげでスムーズ入場。ライブハウスってあまり入ったことが無いんですが、落ち着いたカントリーな感じの印象のハコです。
私の席は谷山さんの真後でしかも最後列。ハズレかよ~とも思いましたが、鍵盤を叩く手は見えるし、スピーカーこっち向いてるし、会場全体見渡せるし、トイレ近いし、出易いし入り易いし、全然アリ。座高高くて本当によかった。
会場入り口のショップでCD探し。今回は『漂流楽団』の購入という大きな目的があったのですが、置いてなかった。やむなく3番目に欲しかった『メゾピアノ』を購入。…後で考えたら『心のすみか』を買えばよかった。CDを買ったら谷山さんのサインを頂けました。…すみません、全く読めません(笑)

グラス置けないので早々にコーラ飲み干して待ってると谷山さん登場。歩き方かわいらしい。
◆曲リストは最後にまとめて。
曲を聴いて思うのは、ホントにCDより生の方がすげーな、という事。アーティストのライブDVD等とは全く逆の印象を持ちます。
あと去年初めてライブに参戦したときよりも緊張しませんでした。慣れ、もそうですが、谷山さんの顔が全く窺えない位置に居たからって理由が大きいように思います。トークの時、目が合ってるのか合ってないのか解らずに不安になるので(それは去年と同じでした)。

リクエストコーナーではジャンケン。松山は負け残りとなりました。中枢都市では勝ち残りを選択する傾向があるそうですが。
後ろから見ていて、一回目のジャンケンであんなにうじゃうじゃ手が上がるとは思ってなくて「うおー」って感じでしたが、実際はたった二回で決着。東京・新潟等、県外から来られた方ばっかり勝ち残り。私は一回目であっさり勝利して脱落。…欲が掠めると結果なんてこんなもんです。

さて、リクエスト曲のチョイスですが、「クリスマスソングコーナー」で難しい曲をやり終え、後はいけると仰っていたにも関わらず、難しいのばかり来られたそうで、「もうどーなってもいいや」と言って歌に入った谷山さん。でも難しい曲の演奏の手つきを後ろから見れて、私としては大助かりです。ちなみに一曲目の「家族の風景」で「高い。」と呟いて演奏停止。こういうの見ると「うわ~ライブだ~」とよく分からない感動を覚えます。で、キーを下げて再開されましたが、隣の席の方が「あんな簡単にキー変えられるんだ…」と呟いていたのに同感。鍵盤もパソコンのブラインドタッチも似たようなモンなのか?

休憩時間には「お手洗いの方が終わるまで始めません~」と、CD音源ではなく谷山さん自らBGM演奏。「きよしこの夜」とか弾かれてましたが、お客さんの声に答えて「天の貝殻」もワンフレーズ。

第二部はかわいい系の曲。曲名を言うたびにお客さんの反応がよかったブロックでスタート。谷山さんの後ろに座っていた子どもさんもお気に入りの「ねこねこでんわ」を始め、柔らかな空気に。

ところでこの「ねこねこでんわ」、去年高知でも披露され、また同じように近くの席のお子さんに谷山さんが話しかけていたのが印象的でした。…まぁ何よりも記憶に残っているのは、その後その子に「今から歌う歌に怖い歌詞があるけど分かんないからいいよね~ゴメンね~」と言いながら「不眠の力」を歌い始めた姿ですけど。そんな谷山さんが大好きです。

『相棒』の話はやっぱり出てきましたが、今回は『名探偵ポワロ』(だっけ)のお話と相まって縮小版。未だ再放送でシーズン4か5をやっている地域の人間としては大助かりです。
もうひとつのトーク、利他のお話。「人に見られているからするんじゃなくて、全体の空気を良くしたいと思うから人は利他的な行動が取れる」「巡りめぐって自分のためになるから…」~~~と言った感じのお話だったように思いますが…。詳しくは覚えてないです。

さて、ラストに向けて不幸な少年と救いの3本立て。
これは曲名聞いた瞬間ヤバイと思いましたが、案の定素晴らしかった。どの曲もすごく良かった、としか言えないです。
ファン歴が浅い分、初めて知る曲の新鮮さを楽しみにライブに参加しています。そんな中昨年知った「電波塔の少年」。それ以来ずっと好きな曲で、それが再び聴けるとあり、今回は前奏部分から涙が出てきました。ライブ向けの楽曲だと思います。

谷山さんは、アンコール二度出てきて下さいました。一回目では踏むペダルを間違えていたそうで一度中断。二回目に「何にしようか~」と考えてらしたのでついリクエスト言っちゃいましたが、前の方の方が「悪魔の絵本の歌」と言ってたので直ぐにそっちに乗り換え。再度ジャンケン等を交え、結果「盛り上がらないのよね~」と言いつつ、合唱ができるという事で紅マグロ。…確かにちょっと暗い(笑)。第二候補は「袋井歯科市歌」でしたが、違う町なので(?)パスに。正直私は合唱できれば何でもよかった(ははは)。

今回裏にも感想を書いて退場。雨は上がっていたので、コンビ二でお弁当を買ってホテルに戻りました。
…ただ、折角アンケート用紙を配布するなら、感想書けるように鉛筆か何か配られてればもっといいような気もしました。

まとめ。
今年最後のソロツアー会場という事で、かどうかは分かりませんが、いろんなオマケのついた楽しい時間でした。私個人としても、来年以降いつ参加できるか分からない分、狭い範囲の方が「おいおい」と思うような行動を取ってしまったような嫌いもある一方(スミマセン)、思う存分満喫できたライブでした。これからもチャンスさえあれば行きたいですね。マジで。

…文字数数えてみたら4000字越えてた(今の卒論よりも書いてる)

【曲リスト】
1. テルーの唄
(クリスマスコーナー)
2. おもちゃ
3. SORAMIMI~空が耳をすましている~
4. 世界一不幸なトナカイ
5. 空からマリカが
(リクエスト)
6. 家族の風景
7. 満月ポトフー
8. キャンディーヌ
9. テングサの歌

休憩(生BGM)
きよしこの夜
大きな古時計
天の貝殻  …他

10. 恋するニワトリ
11. ねこねこでんわ
12. ねこの森には帰れない
13. カイの迷宮
14. 電波塔の少年
15. あかり
16. お早うございますの帽子屋さん

En.1 ここにいるよ
En.2 素晴らしき紅マグロの世界

レポートはここまで。以下今回歌っていただいた楽曲への思い入れ。


2008/12/22 17:12 | Comments(0) | TrackBack() | 音楽雑談

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