A cloud

本日冷蔵庫からアイスの実が発見されました。


本日は趣向を変えて、好きな音楽の歌詞のワンフレーズをいくつか紹介してみたいと思います。
歌の中で、つまり伴奏と相まって好き、となるものはいくらでもありますが、ここで出すのはフレーズ単体です。
一番の理想は、フレーズ見て曲自体に興味を持って頂くこと、そしてそのアーティストを好きになってもらうことです。
アーティストは偏ってますが、一文がきっかけで何か起きたら楽しそうなので、今回ぽっきりの企画として延々と挙げ連ねていこうと思います。デンパ臭もするんでご注意の程。

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これが恋でも裏切りでも
屍は同じでしょう

ALI PROJECT/薔薇獄乙女　ヨリ

『ローゼンメイデン』の主題歌ですね。この曲自体めちゃめちゃ好きです。正直アニメ見なくても充分(笑)。初めて聞いたときは興奮で頭おかしくなるかと思いました。他にも好きな箇所は数多ありますが、特に、ということで。確立された世界を持った、まさにプロフェッショナルだと思います。
四天王。

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唇だけが繋ぐ愛は枯れてくだろう

Core Of Soul/Natural Beauty

私は生半可なファンで、どちらかといえば姉の方が聞いていたアーティストです。ふと思い立って借りたベストアルバムの中に入っていた一曲で、サビの力強さと流れるような心地良さで虜になってしまいました。凛としたラブソングだと思います。
これだけの言葉を生み出せたら私は幸せになれる！とまで思った事があります(笑)

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疑うことでしか　身を守れぬ　そんな日もあるよ

GARNET CROW/Holding you, and swinging

遠くへ…大切なモノから
離れて…ゆくような気がしてる
何かを…繋ぎとめることは
出来ない…そうゆうものでしょう
近づいてく程に

GARNET CROW/Ｕ

心を空っぽにしたいときに流すガーネットの曲の中から２箇所。
何だろう…諦めがつくんですよ。強がろうとか一切思えなくなる。
無力感の心地良さを教わりました。


死んでしまえば生きなくていい

GARNET CROW/Holy ground

ここだけ切り取ると誰も聞いてくれないんですが、特に印象深かったので敢えて出してみました。
良さを知ってもらうには「いいから聞けよ」としか言えません(笑)
エンディングテーマに相応しい、美しい一曲です。
…何のエンディングだ？(

ガーネットの歌詞は、カタカナや空白に意味を持たせ、ある漢字に読み仮名を当てて世界を広げるという特徴があります。『夏の幻』という楽曲で「消えゆく命に　君と並んでいたね」という歌詞があるのですが、ここでの「命」は「まぼろし」と読ませています。
それだけで急にこの世界が愛おしくなった気がしたのですが、どうでしょう。
四天王。

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襤褸い毛布でも　夢は見られる

Sound Horizon/エルの楽園（→side:E→）

なんて毒のある…！(
初めて聞いた時「あ～そうだよね～」と妙に納得した記憶もあります。その後記憶から離れませんでした。
禍々しい善、というイメージが強いですねぇ。捕まえたら放さない世界を持ったアーティストだと思います。

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そらさないで　この景色を
ちゃんと見てありのまま
よごれた雨　消えない影　なにもかもを受け止めて
これが僕らの住む世界

坂本真綾/30minutes night flight

60億の孤独が見上げてる
果てしない空に目をこらす

坂本真綾/ユニバース

一見するとなんでもないようなフレーズ。そこにふと意識を捕まえられたら、もう振りほどけません。
すごくストレートに言葉が飛び込んできて、自分でも驚いた経験があります。はっきり言って、似たような歌詞はいくらでもあるし、それらは例外なく好かんのですが、これらは全く違いました。何でだろ？
四天王。

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テレビもつまらない
お外もつまらない
誰かを妬むのも疲れた

みんな消えてしまえ
僕も消えてしまえ
誰も僕なんか愛さない

柴田淳/青の時間

過去一度このブログにも載せたことがあったらしいフレーズです。
大体私は闇々した暗いものが好きなので、こんな風に後ろ向きな歌詞って大好きです。デトックス作用があり、後で少し元気になれます。
みんな消えてしまっても自分だけが消えてしまっても「わたし」にとってはどちらも無意味なんだ、と気付かされた歌詞でもあります。
愛されたいって何なんだろう。

四天王(暫定)。

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悲しみが攻めてくるよ　もっと大きくならなければ
悲しみが攻めてくるよ　もっと広がれ僕のからだ

谷山浩子/ガラスの巨人

注：手元に歌詞カードが無いので、正しい漢字が当たっているか分かりません。
間違った解決方法を繰り返す幼さ、ってストーリーがあって好きなんです。もがいた結果どうなったかな？
全体を聞いてストーリーを掴んでいただきたい一曲です。


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さて、長丁場ごくろうさまでした。
きちんと論じられているのか怪しいのですが、取り敢えず紹介したかった曲はきちんと出せたので個人的には満足しています。
「伴奏なし」、という制限でここまで絞れましたが、音楽と相まってたら本当にキリがないくらい好きな曲は多いです。
これからも素敵な歌詞に、素敵な言葉にたくさん出会えたら幸せだと思います。