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2024/05/17 18:50 |
さっきドライブしてきてん。
台風が通過してから実に気持ちよく晴れています。月も綺麗。

徳島の情報誌に載っていた名水を求め、神山方面の山中に車を走らせてきました。
ある程度予想してましたが、やっぱりすごい道でした。
2桁台の県道なのになんとまぁ離合のしにくいこと。標識も落石注意だらけでした。
「柳水庵」というところに向かったのですが、九十九折りの山道でなんか泣きそうになった。
ガードレール無区間、ヘアピンカーブ、地元民とのすれ違い、どれも心が鍛えられます。
折角なので道中落ちてた巨大山栗を失敬しました。別ニ罪トカジャナイハズ(

帰り道、大きな神社が見えたので立ち寄りました。
鳥居の前の公道は真っ直ぐ100mくらい続いてました。道沿いに農協や酒屋、小さな商店があり、残りは民家。
ここを中心に集落が栄えて「いた」のが直ぐにわかりました。
敷地内にはしっかり手水舎があり、立派な馬の像が黒光ってました。

街角スキーなので商店でコーヒーを購入。
そこで店のおばーちゃんと20分ぐらい話し込みました。

小さな集落よろしく、余所者が現れると「なんだあれは」となるそうで、どの家の息子か聞かれました(
ドライブで通りがかっただけ、と告げると、なんとなく世間話の流れになり、集落の話を教えてくれました。

先に通った柳水庵はお遍路さんの休息地であり、昔はよく人が行き来していた。
メインストリートにある自販機は2~3日ですべて売り切れてしまうので補充が大変だった(今その自動販売機は壊れている)。
難所「焼山寺」近くで道が悪く、しばしば「悪路」と言われているうえに付近に新しいトンネルができて、集落に人通りがすっかりなくなってしまった。(自分の嫁いだ先が「悪路」扱いされて怒ってた)
神社の前の通りは、昔地元の若者が馬に乗って練り歩く祭りが行われていた。他所の地区からも馬を借りてきて、10頭くらいが闊歩、見物人もいっぱいだった。

すごく興味深かったです。もし栄えてた頃の写真残ってたら頼んで見せてほしかったレベルで。
話の通りに構成された集落の面影が、人間の数だけを差し引いて現存しているのを垣間見ました。
このおばーちゃん、長らく店を構えてお遍路さんを相手にしていただけあって、気さくでした。だからどこの馬の骨かもわからない私にも色々話してくれたんだと思います。(他の通りがかる住民な皆さんからの「何だコイツオーラ」はすごかったけどw)


昼時だったのでお腹すいたのでついでにアイス買おうとすると、店の冷蔵庫から商品のアイスくれました。
くれたんです!お金出したけど受け取ってくれなかったんです!!
「若い子と話すのが楽しい」とか言って!
良い子はちゃんとお金払うんだよ!!マジで!!!

なんか車の色を褒められたので、おばーちゃんの肌を褒め返しておきました。
こちとらオートマなのに、おばーちゃんの新車はミッションらしい。
「昔から乗り慣れてるタイプのにしておかないと事故る」らしいです。なるほど。

最後「また来てねー」言われたので、運転時の狭路恐怖に負けじとまた行くんじゃないかと思ってます。


経済が回るってのはイイコトだ。
水清ければ魚棲まず。

(・ω・)

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2013/09/20 16:24 | Comments(0) | 日常

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