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2025/01/18 08:23 |
ついったーがおれのーすべてー
第9回「詩のボクシング」高知大会本戦に出てきました。

結果:初戦敗退

むおおおお!今年こそ初戦突破したかったのにいいいい!
というのは結果論です。
はっきり言って、これまで出て(見て)きたどの大会よりも面白かった。
実の所、高知大会に出場または携わって4回、どこかマンネリ感というか、閉塞感を感じていました。恐らく起因は出場者が固定化されてきていたこと(私も含めて?)だと思います。
しかし、今回は初めて参加される方が半分以上!どんな言葉やパフォーマンスが飛び出すやら想像ができない戦いが続き、一観客としても相当楽しませていただきました。
来場されていた方の言葉を借りますが、「高知大会は様々な形の作品・出場者がいる。それは他の大会もそうだけど、観客がそれを受け入れ、(じゃあ私にもできそう)と思わせる空気があり、そこが他の県と確実に違う。初めて「詩のボクシング」を見る人には、先ずは高知大会を薦めたい」。
他県の大会を見たことが無いのですが、実に「なるほど」と思うご意見でした。

個人的な話に参ります。
今年もあっけらかんと予選を終わらせ、2ヶ月も猶予があったのに詩とは関係の無い生活をきっちり2ヶ月過ごし、決勝大会前日もきちんといつもどおりゲーセンに通った後、夜10時には眠りに着きました。んで朝8時に起き、大会に必要な作品3本のうち2本を1時間半で片付けて会場入りしました。後で聞いたら、高知の参加者はこんな「追い込まれてから一気に片付け型」がとても多いのだとか。練習はほぼナシ。「自分が考えた自分の言葉なんだから大丈夫だろう」ってのがこれまで参加してきてのスタイルです。
対戦相手を決めるくじ引き。
多分私はクジ運がない。
後に個人戦準優勝、団体戦高知代表となるメンバーの方と当たる。
・・・まずい。テンションを変えなければ。
直前に読む詩を並べ替えて挑みましたが、後攻で作品を聞いていて、(あ、これは勝てねぇやw)と悟り、逆にのびのびと作品にアレンジを加えた結果タイムアップ、というどこから反省したらいいのか分からない結末で私の秋は終わりました。
後で気づくことの何と多いことか。前の大会ではまだできていた「観客のほうを向く」「会場の空気を読む」「他者の作品に聞き入る」ってことがとにかくできていなかった。余裕があってでも、です。そうゆう基本的なトコロが出来てないうちは初戦正面突破はムリなのかなー、とか。
聞くだけの立場になると「聞き入る」ってことがやりやすい。自分には無い鋭い言葉に憧れたり、背中越しの優しさに少しくすぐったくなったり、害虫の切り口で何歩も先へ行かれたり、その害虫を素手で掴まえたり、おまんじゅうダンスを繰り広げたり・・・。中でも3分の使い方、超え方まで抜群に上手かった大会実行委員長様、超流石。。


大会後の懇親会で、たくさんの感想をいただきました。
・オチが気になる
→あと2行しかありませんでした。
・今回は男の人目線なんですね
→もし勝ってたら次は女の子目線でした。
・対戦が決まってから、読む詩の順番を変えました
→私もです。とても楽しかったですw
・電柱の話が大好きです
→勿体無い、でも素直に嬉しいお言葉です。今日一番多く貰った感想。電柱、ってのは予選大会で読んだ詩です。これでファンが増えた(?)ことが今大会で最も予想外だったコト、そして収穫(
・盛り上がる箇所を後半のオチにも用意しておくともっと良かった。前半でひと山あると、聞き手はどうしても期待してしまうから
・今年こそ優勝候補だと思ってたのに
→いずれも「詩のボクシング」主催者、楠かつのり氏から頂いた身に余るお言葉。せっかくだからこの場を借りて自慢させてくれー(←超ミーハー)

いいんですミーハーなくらいで(・ω・)染み付いた感覚が作風となっていく流れは何度も経験しているのです。
私は社会人であり、いつも詩や芸術のことを考えていられる身分ではない。もし書いたとしても、職場の人に\さぁドウゾ!!/とはならない。
でも、「詩のボクシング」に参加すると、その権利が戴ける。謳歌できた大学生時代に、少しだけ私を戻らせてくれる、と言っても、チョットだけあってるかもしれません。直接自分の作品の評価がもらえる場所はとても貴重だと思います。仮に詩をいくらブログに並べ立てても、目に触れない感想は聞けない(ことが殆ど)。でも、「詩のボクシング」にはレスポンスがあり、それを求めている。
狭い世界で独り善がりになって伸びた鼻に手刀を入れてもらうのはホントに大事なこと。
同時に私は他人様の詩を自分から読もう探そうとすることは先ず無いので、直接耳で刺激を受け、その感想を伝えることが出来る場所も、同時にとても大切なのです。
素敵な詩を書ける人は、人の話を聞くのが上手い。
「詩のボクシング」という場所は色んなことを思い出させてくれるし、気付かせてくれるんですよね。だから、そこが好きなのかも。


ただ、やっぱり日常の中に常時「詩」や自己表現を織り込むことには抵抗が大きいです。特別な、ありがたい場所として残しておきたい(そしてそれは今のところ1箇所でいい)。
そんな折、本日の大会参加者からメールアドレスを頂いたり、私の詩を読んでみたい、同時に読んでほしいと声を掛けて頂き、また新しい拡がりを与えてもらいました。どう活かすのかなぁ(笑)

気が向いたら、今日読んだ作品を文字に起こします。
やっぱり私の詩は「文字で見て感じてもらうもの」というスタンスの方が強固。
保守派という生活も、充分楽しくやらせてもらってまっせ(・ω・)


取り敢えず、もっと「詩のボクシング」普及しろ!!以上!!!
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2011/09/25 00:28 | Comments(0) | TrackBack() |

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