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2025/01/18 14:07 |
詩の発表会。(第2部)
こちらが2部になります。

そんなによろしくない表現のものもございます故、自己責任で御覧下さい。
◆◆◆

1.Go down


全部自分の所為にしてみよう
ほら、また自分が嫌いになれる

じゃあ全部他人の所為にしてみよう
ほら、また自分が嫌いになれる

似たような罵声ばかりじゃ
満足できないですね




◆◆◆

2.闇


包み込んでくれるなら

誰でもいいと思った



◆◆◆

3.ガラスばり


間違えた距離感を私だけが楽しんで見ている。
掴めない距離感に私だけが振り回されている。

わたしだけ?

築かれた距離感は私だけを動けなくしている。



◆◆◆

4.じぶんさがしのたび


ごくろうさん

今居る生活空間の中にいなかった
「本当の自分」とやら
1年そこらの旅でみつかった?

ごくろうさん

日常に帰ってきたら
また失くすんでしょ?

どうも
ごくろうさん



◆◆◆

5.駄々


自分の中の「当たり前」を振りかざして
まわりをぶちこわしてみよう!

壊す物があるうちが華
壊す腕が動くうちが華



◆◆◆

6.ゲル

この世界には私のためのものが少なすぎる

それが欲しければ私を誰かに捧げないといけない

どうして利己主義が許されない?
どうしても利己主義は許されない

世界が終わる前に私が朽ちてしまうのでしょう



◆◆◆

7.コ ト バ


オモイ

思い

想い

ひとりでもできるね


オモイ

…重い


ダメだよ
他人を巻きこんじゃ



◆◆◆


8.ネジレ


「救う」という行為で一番救われるのは
「救った」という事実を得た自分自身

ソレが自己満足だとしても
結果は私に優しい

自己満足だからこそ
私は充たされる
(…あぁ、文字どおりだね)


そして

その先に待つのは渇望

さぁ 今度は誰を救う?
誰を救って自分を護る?





「もうひとつ、つっぱねることもできるよ」




◆◆◆

9.ケースバイケース


死を意識した途端、
しかもそれが避けられないと知った途端
人は生きた証しを求める
消え去る恐怖を紛らわす術が他にない


刃を腕に滑らせて

雫となって流れたら

誰に対してか分からない漠然とした罪悪感と
僅かなイタミと
取り敢えず 今 生きていることを
溢れ出る生の鼓動に垣間見る



◆◆◆

10.心外


誰かの運の

糧になっている



◆◆◆

11.ジゴク Ⅱ


狭い世界で 僕は王様
家来はいない 国民もいない
僕だけの世界で 僕は王様

絶対に一番がいい
同率首位でも許さない
横のモノの首を切り落として
大罪の名の下で自分も堕ちて行く事を知りながら
そんな都合の悪い事には 知らないフリを決め込んで

一般人の格好をして
他の国へも出かけるよ
護身用のナイフには しっかり毒を塗ってある
何時でもいつでもイツデモね

上手くうわべを滑ってゆく
たまに激しく回るから
ナイフについた毒液が
誰かのうわべに滴っても
昔誰かが言っていた
「時間が解決してくれる」
そんな言葉を子どものように
信じて昇華 僕は王様

誰も殺さないよ 誰にも殺されたくないからね



◆◆◆

12.殉


他人の為に自分を犠牲にした者は
生き残った者に神話にされる

自分に不可能なソレを「崇高な行為」として奉る

そして祈る

手を組んで

決して第二章の主役になりたいのではないのだ

祈る姿が美しい

たくさんの陶酔を集めて

踏み出す力のない足を

膝を折って固い床に縛り付けている




◆◆◆◆◆◆


さてさて、長丁場お疲れ様でした。そして見てくださった方、ありがとうございました。以下簡単なあとがきです(ドラッグして見てください)
2部はやっぱりまとまりを欠く詩が多いです。感情のまま書き出して放置した詩が多いのが原因。そして見直す気になれないから(汗)
至る所に自己満足臭を漂わせていますが、「正直な証拠」、と寛大な心で捉えてやってください(それもどうかと)。


最後になりますが、「その表現は消した方が…」みたいなフォローがあれば教えて下さると是幸いです。また、解説を求めて頂いたり、感想なんか戴けたら更に喜びます。
今期全然詩を書いていないので、第二回があるかはいささか微妙ですが、もしあったらどうせこんな感じなので、お暇な時に構って頂けると嬉しいです。

それでは、またお会いしましょう~。
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2007/10/27 05:20 | Comments(0) | TrackBack() |

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