学生としてはこれが最後っぽい。
最後まで独善的だな~とか思いながら。
最後まで独善的だな~とか思いながら。
学生生活は好きだけど、学生であり続けるつもりはなかった
バイトと同じ業界での職に就くためか、不思議と恐怖は無い
就職は恐ろしいと思ったし、友達と離れることは無論嫌だった
でも「今同じ学年として過ごしている連中とでなければ大学生活は楽しくなり得ない」と気付いてからは
順調に離れる準備が進んでいったのだと思う
「おとなはするもの」、と、大好きだった人に教えてもらった
取り敢えず二十歳が大人、というのは嘘だったので
次の区切りの就職で大人を探すことになる
上手く演じられるだろうか
主演か、英雄か、悪役か、はたまた女優か、通行人Bとなるのか
失うことは怖いが
失ってから何が出来なくて、何なら出来るのか楽しみでもある
孤独は言葉を生む
孤独は心を捏造してゆく
でも近頃は、孤独は時計の回転を眺めるだけで
するりと翌朝を連れてくるから、少し怖い
ところで「田舎はいい」と妙に美化する人がいるが
その田舎で生きてきた側としたら随分胡散臭い
借金と排他的空気は子供眼から見て中々のものだし
不便さに帰化したいなんて既に十分頭の中はお花畑だろう
もっと単純に言えば、都会が羨ましいと思う人からすればその言葉は逆撫ででしかないのだ
だからもっと広くて色んな人に触れられる所を居場所にしたかった
しかし、高校という分岐点に差し掛かり
その時本当に「そのまま埋もれたくない」と思っていたなら
大学なんか来ずに保護者を押し切って、保護されながら劇団なり声優学校になり籍を置いていた筈だ
電車の来ない田舎に無い刺激に溢れ
逐一華やかな余所で起こるイベントを指を咥えて見ることも無い街
でも生きてきた道なりで
貧乏が怖くて 説得が怖くて 「夢」だと断言できない夢を語る事、そしてそれへの否定が怖くて …あとはまぁナニカが怖くて
4年後に同じ土地で働く事など知らずに 取り敢えず田舎指数9の地点から6の地点へ 軽い希望を抱いてここに来た
そしてその結果がこれだ
人に満たされ、趣味に満たされ、一人の時間に充たされて
何の後悔も無く、妙な未練が薄い痣のように残るコレなのだ
せめて土地は動きたかった
面白みの無い図書館 テレ東の映らない民放 最早巡り尽くしたブックオフ
「全国」ツアーに含まれない街 探さねば刺激の無い街 肉声で縋ることができる場所
学生の延長線上という現実は、しつこく私を引き摺ることだろう
そんな大嫌いな片田舎だが
お金があれば距離は越えられる
仕事をバリバリ熟して有給休暇を取ることに文句を言わせなければ距離を越えられる
個の為には経営出来(いき)られない企業に
頑固な趣味が戦いを挑むのだ
例え1勝9敗でも、その1勝の為に生きていくのだ
そしてその戦場が今この文章を読んでいる街で
憧れを一層輝かせる力を持った街なのだ
「大人」とは昔の愛着との決別だと思う
今この時点で、それを出来る気はしない
好きだった事があるミニカーや生家のように、捨て去ることは出来ないと思うから
でも決別の演技なら少しは出来そうだ
オタクじゃない顔をしていればいいのだからwww
日頃の理念を文字に起こすと
色は褪せるが形には残る
だから痛し痒しである
どうせ意味なんて後付けだし、この文章は私のモノだ
区切りを細かく刻んで、傷跡を残しておけば
抜け毛のように排水溝に流れ出すことも無かろう
このブログは港だ
私に近付く切っ掛けの場所、そして私から永遠に去る切っ掛けの場所
幅の狭く意味の重い流通を内在して
今日も思い出したように張り付いている
曇りには可能性がある
晴れたら後は雨になるだけ
雨なら後は晴れるだけ
曇りだけが選択肢を持っている
だから、この場所は「曇り」という名前。
◆これを語るのは初めてです。永遠に黙っておこうかとも思っていましたが、出してしまいました。
それがどういう意味を持つのか、今のところ解りません。
バイトと同じ業界での職に就くためか、不思議と恐怖は無い
就職は恐ろしいと思ったし、友達と離れることは無論嫌だった
でも「今同じ学年として過ごしている連中とでなければ大学生活は楽しくなり得ない」と気付いてからは
順調に離れる準備が進んでいったのだと思う
「おとなはするもの」、と、大好きだった人に教えてもらった
取り敢えず二十歳が大人、というのは嘘だったので
次の区切りの就職で大人を探すことになる
上手く演じられるだろうか
主演か、英雄か、悪役か、はたまた女優か、通行人Bとなるのか
失うことは怖いが
失ってから何が出来なくて、何なら出来るのか楽しみでもある
孤独は言葉を生む
孤独は心を捏造してゆく
でも近頃は、孤独は時計の回転を眺めるだけで
するりと翌朝を連れてくるから、少し怖い
ところで「田舎はいい」と妙に美化する人がいるが
その田舎で生きてきた側としたら随分胡散臭い
借金と排他的空気は子供眼から見て中々のものだし
不便さに帰化したいなんて既に十分頭の中はお花畑だろう
もっと単純に言えば、都会が羨ましいと思う人からすればその言葉は逆撫ででしかないのだ
だからもっと広くて色んな人に触れられる所を居場所にしたかった
しかし、高校という分岐点に差し掛かり
その時本当に「そのまま埋もれたくない」と思っていたなら
大学なんか来ずに保護者を押し切って、保護されながら劇団なり声優学校になり籍を置いていた筈だ
電車の来ない田舎に無い刺激に溢れ
逐一華やかな余所で起こるイベントを指を咥えて見ることも無い街
でも生きてきた道なりで
貧乏が怖くて 説得が怖くて 「夢」だと断言できない夢を語る事、そしてそれへの否定が怖くて …あとはまぁナニカが怖くて
4年後に同じ土地で働く事など知らずに 取り敢えず田舎指数9の地点から6の地点へ 軽い希望を抱いてここに来た
そしてその結果がこれだ
人に満たされ、趣味に満たされ、一人の時間に充たされて
何の後悔も無く、妙な未練が薄い痣のように残るコレなのだ
せめて土地は動きたかった
面白みの無い図書館 テレ東の映らない民放 最早巡り尽くしたブックオフ
「全国」ツアーに含まれない街 探さねば刺激の無い街 肉声で縋ることができる場所
学生の延長線上という現実は、しつこく私を引き摺ることだろう
そんな大嫌いな片田舎だが
お金があれば距離は越えられる
仕事をバリバリ熟して有給休暇を取ることに文句を言わせなければ距離を越えられる
個の為には経営出来(いき)られない企業に
頑固な趣味が戦いを挑むのだ
例え1勝9敗でも、その1勝の為に生きていくのだ
そしてその戦場が今この文章を読んでいる街で
憧れを一層輝かせる力を持った街なのだ
「大人」とは昔の愛着との決別だと思う
今この時点で、それを出来る気はしない
好きだった事があるミニカーや生家のように、捨て去ることは出来ないと思うから
でも決別の演技なら少しは出来そうだ
オタクじゃない顔をしていればいいのだからwww
日頃の理念を文字に起こすと
色は褪せるが形には残る
だから痛し痒しである
どうせ意味なんて後付けだし、この文章は私のモノだ
区切りを細かく刻んで、傷跡を残しておけば
抜け毛のように排水溝に流れ出すことも無かろう
このブログは港だ
私に近付く切っ掛けの場所、そして私から永遠に去る切っ掛けの場所
幅の狭く意味の重い流通を内在して
今日も思い出したように張り付いている
曇りには可能性がある
晴れたら後は雨になるだけ
雨なら後は晴れるだけ
曇りだけが選択肢を持っている
だから、この場所は「曇り」という名前。
◆これを語るのは初めてです。永遠に黙っておこうかとも思っていましたが、出してしまいました。
それがどういう意味を持つのか、今のところ解りません。
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